サッカラ(カイロから南に30㎞くらい)からニュースです
100個を超える棺が地下数十mから掘り起こされました。2500年以上前のものです
サッカラ遺跡は、古代エジプトの首都メンフィスのネクロポリス(巨大墓地や死者の都)です
古代エジプトでは、埋葬ビジネスも盛んだったみたいで、金銀の装飾品とか内臓保存の入れ物の種類とか細かい所まで色んなオプションがあったみたい。現代人とそんなにも変わらないですね。
しかし、古代への情熱とはいえ、古代のお金持ちの人々を永い眠りからたたき起こすではなく掘り起こしてしまってるけど、観光業とかも含めてエジプトの発展につながってるっていうことで、目をこすりながら喜んでくれていることを願います(マダガスカルでは、聖なる儀式ファマディハナという、お墓のご先祖様を出して布を巻き直して改葬するお祭りがありますが…)。
100基超える古代のひつぎ発掘、エジプト・サッカラ遺跡 pic.twitter.com/i6xuc41LgB
— AFPBB News (@afpbbcom) November 16, 2020
2021年オープンの大エジプト博物館に展示予定。この博物館には日本も800億円以上の円借款で支援してるけど工事は遅れぎみ。
博物館の東には10月6日cityっていう第四次中東戦争の開戦日がそのまんま市の名前になってるとこがある…。
エジプトでは国の役所として考古省(こうこ省…発音がこっこう省ぽい)が最近できたけど、国を挙げて考古学を推進しているのはお国柄ですね。タイ王国にはスポーツ省があった気がする。